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株式会社COBOLの企業理念 |
「 COBOL魂 」 |
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未公開秘話「創業前夜」 文筆:株式会社COBOL 代表取締役 北川達也
私は株式会社ジェイ・イー・エスという会社で、業務アプリケーションソフトの開発に携わっておりました。平成14年5月6日より、同社開発部より営業部に配置換えを命じられました。ソフトウェア開発の営業に携わったことがない技術者の私が営業に転身したのです。最初は営業に対する不安がありました。しかし技術者の気持ちは人一倍わかると自負しておりました。何故ならば自分自身が技術者だったからです。
営業活動を行っている内に、一つの疑問が湧いてきました。「COBOLの案件はある一方、仕事がないCOBOL技術者が大勢いる」という疑問です。確かに案件確保できないのには、できない理由がありました。例えばスキル不足、年齢が高い、生活の事情で止む無く残業が出来ないなどです。
その頃は人余りの時代。ユーザーはあまり考えなくても技術者の確保ができる時期でした。そのためユーザーは利益追求にのみ目が向けられ、技術者の生活や気持ちを無視した、「技術者をモノ扱い」するような傾向がありました。例えば、40歳台後半の技術者に対して、「年寄りは難しい」など平気な顔をして言うお客さまが大勢いました。確かに理由はあるのかもしれません。しかし、他の業界ではそのようなことをいうこと自体、考えられないことであり、逆に先輩には敬意をはらうものだと教えられます。もし自分や自分の身内が、「モノ扱いされた」と想像してみてください。あなたはこんな屈辱に耐えられますか。私には到底耐えられないことでありました。
この頃を振り返ってみると、この風潮に対する私の「疑問」はCOBOL技術者を代弁する「怒り」と変わりました。その「怒り」の矛先はいつしか「COBOL技術者の立場に立ち、COBOL技術者の生活を守る」という目標に変わりました。そして、その目標実現の模索が始まりました。
「COBOL技術者の立場に立ち、COBOL技術者の生活を守る」という目標の実現に対して株式会社ジェイ・イー・エスの協力のもと、平成17年1月22日にCOBOL言語の専門会社を設立するという内容の事業計画書の作成を開始しました。「どのような企業がCOBOL技術者に喜んで頂けるのか」ということを、その当時トップクラスの企業コンサルタントを交えながら、実際に現場で稼動しているCOBOL技術者2名と共に真剣に議論しました。何度も推敲しました。その議論は約一年の時間を費やしました。
平成17年9月13日に念願のCOBOL言語の専門会社である「有限会社COBOL(現 株式会社COBOL)」の設立を迎えることができました。「これでCOBOL技術者の生活が守れる」という勇気と言葉にいい表せない自信に体全体が包まれているような感覚を覚えました。
しかし、順風満帆のスタートを予測しいたはずが、その予測は見事に打ち砕かれました。事業を開始すると事業計画書とは裏腹に、非常に厳しいスタートとなりました。それからの日々は設立以上に苦労の連続でした。苦労の原因は当社の目標に協力して頂けるお客さまが思っていた以上に少なかったことにあります。新規回りを一日に7件回った日もありました。足が棒になるまでなるまで歩き続けました。季節は冬の2月というコートが必要なとても寒い時期。今は冬だけど暖かい春を目指して寝食を忘れ頑張りました。
「COBOL技術者の生活を守る」という目標は空想ではなく、ライブなのです。今、現実に仕事がなく苦しんでいる技術者が大勢いる。現時点で仕事がないことで夫婦喧嘩をしている技術者がいるかもしれない。現時点で家賃が払えなくなる技術者がいるかもしれない。その責任の重圧を背負い、与えられた仕事に感謝をしながら営業を続けました。
ある上場している大手SIに訪問したときには「始めたばかりの御社に何が出来るの?」と揶揄されたことがありました。今でも忘れません。また冷やかし客もいました。追い返されたこともありました。涙を呑んで、耐え忍ぶ日々が続きました。
そのような状況でも、「COBOL技術者の生活を守る」という当社の目標を説明しながら新規回りを重ねました。理想を追い求めながら、営業を進めました。そうして時間がたつごとに、徐徐にではありますが、当社の目標に共感して頂けるお客さまが、一社、一社と増えてきました。それに伴い技術者も増えてきました。
この頃を振り返ってみると、「目標を貫けるかどうか」ということを天が私に与えてくれた必要な試練だったような気がします。
今では技術者の協力もあり、COBOL言語での開発といったら、株式会社COBOLといわれる位にまでなりました。お客さまからの信頼も得ております。紆余曲折はありましたが、当初の目標を実現できる仕組みをつくり、ご提供できるようになりました。それはお客さまや技術者一人一人のご協力の賜物と感謝しております。
その設立当初からの目標を平成18年4月1日に株式会社COBOLのミッション(使命感)として確立しました。
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株式会社COBOLのミッション(使命感)
私たちは、「COBOL技術者の生活を守る」ことを、最も大切な使命とこころえています。
仕事を求めている技術者に対し、常に真剣に、どの企業よりも素早く、良質な案件の確保に努めます。そして、技術者との信頼関係が、より一層深められるよう、最高のサービスを提供することをお約束します。このミッションの実現に、自信と誇りと喜びを感じています。
当社が存続する限り、このミッションの実現に邁進して行きたいと考えております。当社の存在価値はこのミッションにあります。見方を変えれば、このミッションを実現可能な企業が多数、出現した時、当社は存続価値はなくなり、当社は終わりを迎えるのであります。
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株式会社COBOL 代表取締役 北川達也の未公開プロフィール
株式会社COBOL
代表取締役 北川達也
北川達也 1971年10月、東京都板橋区生まれ。 現在は東京のJR中央線国立駅近くに在住。
休日は国立駅正面の桜並木が続く学園通りや、一橋大学の池や雑木林などを散策。その帰り道、書店に立ち寄り、 ビジネス書など仕事に役立つ本を購入するのが日課。
趣味は読書、カラオケ、飲み会、家族Deミニ旅行、ゴルフ等。
森林浴という不思議な言葉があるが、山や湖に行き、すがすがしい天の気を充電し、日ごろのストレスを発散するのも一つの趣味。
平成17年(2005年)9月13日にソフトウェア開発技術者の人材コンサルティングと、COBOL言語に特化した請負業務を提供する、有限会社COBOL(現 株式会社COBOL)を設立。
企業成長の秘訣を聞くと、「お会いできた全ての方々に、心より喜んで頂くという思いを絶やさないことだ」と語る。
斬新な営業センスを持ち、効率の良いシステム化を行い、営業の分野で高い成果を上げたが、今後の飛躍の充電期間として、2006年1月に第一線での営業活動を休止。現在は後進の育成と管理に専念。
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北川達也社長のご挨拶
営業マン主体の企業と、技術者主体の企業と便宜上2つに分けた場合、当社は営業マン主体の企業ではありません。
当社が存続する限り、「技術者の気持ち」を理解し「COBOL技術者を中心とした組織作り」を行っている「COBOL技術者主体の企業」でありたいと考えております。
何故ならば、お客さまに「心から喜んで頂ける」ようなシステム作りを実際に行うのは営業マンではなく「COBOL技術者一人一人の技術力」だからであります。
また「COBOLの技術力があるCOBOL技術者を求人募集して共に生きたい」と考えております。
株式会社COBOL 代表取締役 北川達也
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無料COBOL忘年会 平成18年12月8日20:00スタート in しゃぶ禅 渋谷店 のご報告
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平成18年度、稼動して頂いた全ての技術者をご招待し、しゃぶしゃぶの食べ放題、飲み放題の忘年会を開催しました。会費は100%会社負担とさせて頂きました。参加人数は50名を越える盛大な忘年会となりました。
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北川社長のスピーチ
COBOL技術者の在籍人数による、スケールメリットを活かしたい
技術者はモノではありません。
先日、私の知り合いに技術者をモノ扱いする営業マンがいました。
私はこの技術者を、モノ扱いする営業マンに対し、怒りを感じました。
技術者の生活はライブなのです。
私は生活に困窮している方を多く見てきました。明日、食うことに困っている技術者もいました。人には感情があります。モノではありません。その感情を無視することは、私には到底できませんでした。
私はこのような技術者のお役に、少しでも立ちたいと思い、この会社を設立しました。
当社のミッション(使命感)に
「私たちは技術者の生活を守ることを、最も大切な使命とこころえています。」
ということを掲げております。
私たちは、COBOL技術者の立場に立った、企業でありたいと真剣に考えております。
当社の営業マンをご覧下さい。当社の営業マンは、技術者のことを真剣に、真剣に、真剣に考えながら、このミッション通りに、営業に励んでいると自負しております。
今年、皆様のご協力もあり、COBOL技術者の稼動人数は50名を越えました。
来年度(平成19年度)はCOBOL技術者の在籍稼動人数を100名にしたいと考えております。
何故、100名体制を築きたいのかを説明致します。
COBOL技術者が100名在籍している企業ということで、当社はお客さまより、一目置かれる企業となります。当社が一目置かれるということは、技術者の皆様が一目置かれるということにつながります。
そうすると、現在も豊富ですが、今以上にCOBOL案件が集まり、豊富な企業となります。
そうなることによって、皆様の生活が、より豊かになり、より安定すると確信しております。
来年度も技術者一人、一人のことを考えて営業に邁進して行きたいと考えております。
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当社ホームページ 企画営業職 求人情報.info より抜粋 運営 / 株式会社COBOL
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ご応募により、あなたが得られるメリット
- ノルマがなく、より豊かな生活環境が得られる。
- 嘘がなく、世に貢献できる職業が得られる。
- 段階を追いながら、営業スキルを習得できる。
- 最先端の営業スタイルが身につく。
- 良い先輩ばかりです。良い職場環境が得られる。
- 公開募集の限定チャンス、今スグご応募ください。
定員となり次第、募集終了とさせて頂きますのであらかじめご了承ください。
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北川社長への突撃インタビュー「株式会社COBOLの社名の由来」
COBOL言語とは公的機関や、銀行などの大規模なシステム開発で一番多く用いられているコンピュータ言語です。社名はその言語名をそのまま用いました。何故ならばCOBOL言語には将来性があり、今後飛躍的に発展すると予測しているからです。まだベンチャー企業の域を脱していませんが、仕事の依頼は安定して鰻登りに増えてきております。
では、あなたが入社して3年後、どのような企業になっているのでしょうか。想像してみてください。答えは一つです。私たちはCOBOL言語に特化したダントツ一番企業になっております。その時、あなたの生活は安定したものになっております。あなたとお会いできることを楽しみに、お待ち致しております。
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当社ホームページ COBOL契約社員求人.info より抜粋 運営 / 株式会社COBOL
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COBOL技術者を取り巻く環境。問題解決のための糸口とは何か。(北川達也)
現在、COBOL技術者の間でCOBOL開発案件情報(募集求人情報)が少ないということをよく耳にします。リストラや、人事異動、転勤などを強いられたり、強制的にJAVAやUNIX-Cへのスキルチェンジを要求されるケースもあるそうです。このようなことから最終的に心や身体を壊されるケースも多々あると聞いています。まさに、COBOL技術者は山のような問題に直面していると言っても過言ではありません。
最近「勝ち組」「負け組」といった言葉が流行っているようですが、もしもそれになぞらえるのなら、どの現場に行っても常にリーダーとなり、いつも中心的な存在で、COBOL開発案件情報(募集求人情報)も潤沢に回ってくるCOBOL技術者を「勝ち組」と言うのでしょう。
それでは、如何にすればそのようなCOBOL技術者になれるのでしょうか。答えはひとつではありませんが、その代表的なものとして「新卒入社」か「中途入社」かの違いが挙げられると思います。これは契約社員(個人事業主)にも共通の法則と言えるでしょう。
待遇面において、新卒入社と中途入社の間にはまだまだ差があるのが現状です。しかしながら、「新しく設立された、将来有望な会社と契約を結ぶ」ということになれば、「中途入社」であっても幹部候補として迎えられ、「新卒入社」と変わらない待遇が受けられるのです。そうなれば将来あなたも「勝ち組」の仲間入りができるかもしれません。
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次期世代へ継承していきたい技術。(北川達也)
当社は、汎用機、UNIX等のCOBOL技術を次期世代に継承していくため「COBOL技術者の適性賃金の確保」「取引形態の複雑化を避ける」「責任の所在を明確にする」などを理念として、COBOL事業を展開しております。COBOL技術者の気持ちを理解し、COBOL技術者を中心とした組織作りを行っている『COBOL技術者主体の企業』でありたいと思っております。
COBOLスキルを持ち、COBOLの経験を積んだCOBOL技術者にこそ、将来の展望に満ち、しっかりとした信念をもっている会社で、存分に力を発揮していただきたい。
「次期世代のCOBOL技術者を育成し、確保する」「COBOL言語での開発を機軸とする」「COBOL技術者100名の再雇用をする」「COBOL開発案件情報(募集求人情報)の情報配信基地を目指す」を事業戦略に掲げ、日々邁進する我が社。ぜひ仲間になりませんか。COBOL開発案件情報(募集求人情報)とCOBOL技術者の質にこだわるため、COBOL契約社員(個人事業主)募集求人は先着20名限定です。
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北川達也が運営する株式会社COBOLの「アフター5も盛んです」
「20日会」として、毎月20日には客先から社員全員が集まって、飲み会を開いています。強制ではなく自由参加が原則ですが、社員や契約社員(個人事業主)の情報交換と気分転換の絶好の場となっているようです。当社のポリシーである「ぬくもりのある会社作り」のためにも、これからもずっと続けていきたいと考えています。
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北川達也が運営する株式会社COBOLの「社風」
COBOL技術者の定着率が高く、居心地の良い企業
高圧的な先輩、怒りっぽい先輩、説教好きな先輩は一人もいません。
みんなそれぞれに個性はありますが、気持ちの良い人間ばかりです。
すぐに溶け込める仲間が多数います。
定着率の秘密は社長や先輩たちの良い人柄にあります。
参画するCOBOL業務委託契約(COBOL請負契約)の作業を選択できる
参画するCOBOL業務委託契約(COBOL請負契約)の作業は営業だけで決めることはありません。
「COBOL技術者と営業がお互いに話し合い決定する」というスタンスをとっております。COBOL業務委託契約(COBOL請負契約)の作業は多数あるため、あなた自身でCOBOL開発案件情報(募集求人情報)の選択ができます。
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COBOL技術者の求人募集(COBOL開発案件情報)について 北川達也社長に聞く
「COBOL技術者の立場」にたった企業でありたい
私は皆さんと同じ一COBOL技術者でした。ここでCOBOL技術者へ募集求人情報(COBOL開発案件情報)に対する考え方をお話します。
基本的なことですが、「COBOL技術者の立場にたった企業でありたい」と考えております。このような基本的な考え方を忘れている企業が昨今、多いような気がします。
お客様までに企業が多段階に入っているようなことはなかったか?
面談回数が3回以上なかったか?
適正な単金をお支払いしているのか?
COBOL技術者のスキルアップの方向性と合っていたか?
通勤時間は許容範囲なのか?
現場での悩み、困っていることはないのか?
などなど、事あるごとに思い、COBOL技術者とコミニケーションをみつに取りたいと考えております。この考え方は当社営業マンにも指導しており、当社の社風にもなっております。
COBOL技術者と理解しあえる関係でありたい
作業報告書だけではその人物のことはよくわかりません。COBOL技術者となるべく多く接する機会をもち、お互いに理解しあえる場を設けたいと考えております。募集求人情報(COBOL開発案件情報)にご応募頂いたCOBOL技術者と理解しあえる関係でありたいと考えております。
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当社ホームページ COBOL開発案件情報.com より抜粋 運営 / 株式会社COBOL
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COBOL技術者の雇用を守りたい(北川達也)
会社を退職、または廃業する多くのCOBOL技術者を私は見た
実力があるCOBOL技術者なのに「COBOL開発案件情報(募集求人情報)がない」ため、会社を退職、または廃業する多くのCOBOL技術者を私は見てきました。
しかし、私は「COBOL開発案件情報(募集求人情報)がない」ということではなく、「COBOL開発案件情報(募集求人情報)がない」とCOBOL技術者自身が思い込んでいる節が強いと思います。
何故ならば大規模な組織の基幹システムの多くの開発案件は汎用機上でのCOBOL言語を使用したシステムであり、数多くのCOBOL開発案件情報(募集求人情報)の需要があるのに対してCOBOL技術者の供給が間にあわない状況だからです。大規模な組織の基幹システムの一例をあげれば銀行、証券、生保、損保、公共機関などのシステムがあげられます。
事実、当社では当社COBOL技術者だけではこなし切れない程の「多数のCOBOL開発案件情報(募集求人情報)」を抱えております。
COBOL開発案件情報メルマガ発行の趣旨
COBOL技術者が退職、または廃業する理由として「COBOL開発案件情報(募集求人情報)がない」のではなく、COBOL技術者に対して相応しいCOBOL開発案件情報(募集求人情報)が入手できないことにあるのではないかという結論に達しました。
そのため、当社ではCOBOL技術者の雇用、またはCOBOL請負業務を創出するために「COBOL開発案件情報メルマガ(メールマガジン)」というCOBOL開発案件情報(募集求人情報)のメールマガジンを発行しております。
(案件情報は機密事項を考慮し、詳細を省いたCOBOL開発案件情報を公開しております)
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当社ホームページ COBOLエンジニア派遣社員ネット より抜粋 運営 / 株式会社COBOL
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ご応募により、あなたが得られるメリット
- ブランクや年齢に、それ程、関係なく案件の確保ができる。
- 誰よりも素早く良質な案件確保ができる。
- 仕事が切れないように計画的に案件確保ができる。
- ユーザーに近い位置で作業ができる。
- 親身になり相談に乗る、当社の窓口ができる。
- 約8割の非公開案件の詳細情報を公開します。
- 公開募集の限定チャンス、今スグ
ご応募、ご登録ください。 定員となり次第、募集終了とさせて頂きますのであらかじめご了承ください。
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当社ホームページ COBOLメンタルヘルス より抜粋 運営 / 株式会社COBOL
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株式会社COBOLの5つの特徴
- COBOL特化の企業
- 長時間労働の軽減に力を入れる
- メンタルヘルスに力を入れる
- 主な業務は金融(銀行、クレジット、証券)、生保、損保
- 人間性、技術力の高い技術者が多数在籍
COBOL式生き方
- COBOLは、スキルアップの強制はしない。
スキルアップは、自己責任で行う。
- COBOLのリーダーは、無責任に頑張れとは言わない。
- COBOLのメンバーは、肩の力が抜けていて、無闇やたらに頑張らない。
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健康を守るのは、他人ではない、あなた自身である。
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1.業務アプリケーション開発業界の実態(裏側)に迫る。
他の業界から見ると、業務アプリケーション開発の業界のイメージは、「華やかで、派手で、
カッコいい」という世界だと思われている。
他の業界の人々は、最先端の技術を駆使した、業務アプリケーション開発業界に、幻像を
抱いている。
しかし、その実態(裏側)を一言でいえば、「長時間労働」という言葉に集約される。
地味で修羅場、労働環境を無視した業界といえる。
確かに労働環境を重んじる企業も中にある。しかし、業務アプリケーション開発業界の全体
を見渡すと「長時間労働」であることは否めない。
業務アプリケーション開発業界と、長時間労働の因果関係を説明する。
何故、長時間労働になるかというと、
1.この業界では残業することを前提に、作業を受注することがある。
2.競争相手との熾烈な競争により、納期までの期間が、今まで以上に短くなった。
3.納期に間に合わせるため、徹夜作業をする。
のような構図である。納期前になると徹夜が続き、家に帰れなくなる日々・・・
これが元で、離婚した、彼女にふられたというケースは、よく聞く話である。
また、エンジニアの残業が多い理由の一つに「残業時間が多いほど評価される」という
風潮が未だに残っている。教科書にも
「最後まで、責任を取れるのが、本物のエンジニアだ」
と書かれている。
しかし、無理なスケジュールを引かれて、納期に間に合わせるために精神論を持ち出す。
本当に酷な業界である。
そのような過酷な労働環境が故に、35歳定年説、40歳定年説が生まれる一つの根拠に
なっている。何故ならば、納期に間に合わせるため、長時間労働をこなせる体力が
要求されるからである。そのため、若い内しかできない業界とされている。
繰り返しになるが、業務アプリケーション業界は、一言でいうと「長時間労働」という言葉に、
集約される業界だ。
2.長時間労働の本当に怖い落とし穴。
「長時間労働」をすると疲れるし、デートをする時間がなくなる。また好きなテレビが、見れ
なくなる。土日にまとめて見ようと思い、録画しておいても見れない。何故ならば、土日は
疲れ果てて寝ているからである。まるで、戦場の兵士だ。
その他にも、いろいろな長時間労働に対する、意見はあると思う。
しかし「長時間労働」とは、そんな生易しいものではない。
「長時間労働」により、あなたの人生が台無しなってしまう可能性がある。
なぜ、人生が台無しになるのか?
うつ病である。
「うつ病」
ゆううつな気持ちが続き、全てに対して意欲がなくなる病気のことをいう。
厚生労働省は、過重労働による健康障害の防止のため、
「健康管理の措置を実施し、時間外労働をできるだけ短くすることが重要」
という基準を発表した。
厚生労働省は、長時間労働と、健康障害の因果関係を指摘している。
この健康障害には、精神疾患も含まれている。
最新の医学書によると、
「従業員の精神が崩れ、うつ病になる最大の原因は、残業による睡眠不足にある」
と、書かれてある。
何故、長時間労働をすると、うつ病になるかを説明すると
1.長時間労働をする。
2.睡眠不足が続く。
3.ホルモン(内分泌系)の異常をきたす。
というメカニズムになっている。
うつ病の典型的な兆候
1.目を合わせない、うつむいて歩く
2.眠れない
3.風邪を引きやすい
4.食欲不振
5.慢性疲労
6.下痢、便秘
この症状の中で2つ以上、当てはまるような場合、うつ病を疑った方が良い。
うつ病になると、自殺願望がでてくる。うつ病の10%の方が、自殺を図ろうとする。
統計では自殺した人の80%以上は、うつ病というデータがある。
余談であるが、「絶対に自殺はしてはいけない」。何故ならば「あなたを必要としている
人が必ずいる」からである。あなたが自殺したことによって「悲しむ人が必ずいる」から
である。残された者は、その悲しみを、一生背負わなければならない。
うつ病の最大の予防策は、「睡眠をとる」ということにある。
株式会社COBOLでは
「企業は従業員に対して、睡眠が取れないような、無理な残業をさせてはならない」
と強く考える。
ここではうつ病と長時間労働の関係について書いた。うつ病予防に、十分な睡眠をとろう。
3.日本がIT立国として、立場を確立するための秘策
先日、ある大手システムインテグレータの方が、出版した書籍を読んだ。
日本のIT業界は、アメリカ、インド、韓国、中国などに、このままでは敗退する。
資源がない日本は「IT立国」として、国際競争力を持たなければならない、という内容
が書かれていた。
その書籍の結論部分は
1.大学や、大学院で、IT教育を今以上に施し、技術者のスキルをアップさせる。
2.資格試験をもっと標準化して、さらに細分化し、技術者に競争意識を持たせる。
などの提案が書かれていた。
某氏の書いた本の内容は、非常に参考になった。しかし某氏は学者である。
実際に働いているエンジニアの立場からいうと、IT業界の成長を妨げる最大の原因は別に
あると私は考える。
私の考えるIT業界の成長を妨げる最大の原因のメカニズムは
1.長時間労働による過酷な職場環境。
2.35歳定年説、40歳定年説がいわれているように、体力が持たなくなる。
3.そして長時間労働に疲れたエンジニアは、IT業界を去り、別の業界に転職する。
4.日本の未来を担う人材が、他の業界へ流出する。
当たり前であるが、いくら教育をしても、人材が他の業界へ流出してしまえば、IT業界
の成長はない。
私は業界では、誰もが疑問と思わなかった「長時間労働」という常識に、終止符を打ち
たいと考えている。
「稼動時間の減少なくして、今後のIT業界はない。」
そして、「IT立国としての日本の未来像はない。」
そんなことを考えて、私は株式会社COBOLを運営している。
話しはそれるが、少し個人的なことを書く。
私自身も、長時間労働が続き、肉体的、精神的に病んだことがある。あの頃はうつ病という
病名はほとんど使われていなかったが、今考えると、もしかして・・・・ゾッ
と思ったりもする。
その頃は、ひどい肩こりだった。また慢性的な下痢が続き、精神的に悩まされていた。
肉体的限界を超えた、精神的緊張状態が続き、寝ていないのに、眠れない日々が続いた。
そして、そんな日々が続く中、絶対に遅刻をしてはいけない日に、遅刻をしてしまった。
現場の入り口を入り、ドキュメントが乱雑に積み上げられている、自分のデスクについてた。
カツ、カツ、カツ、誰かが近づいてくる足音が、背後から聞こえる。そして、私はリーダーから
叱咤される。
「社会人なんだから遅刻するな!」
私の感情は
「ほぼ毎日、終電まで作業が続いているのだから、たまには、仕方ないだろ〜」
と心底思いながら、口では
「以後、気をつけます」
と謝罪をした。
そのリーダーの目を見ると、疲れきっていた。髪は寝癖がついていた。少し体臭をおびて
いた。もう何日も泊り込みが、続いているようだ。
納品まじかの時期で、現場は慌しかった。修羅場と化していた。部屋中が、ピリピリして
いた。日頃は仲の良い同僚に対しても、声をかけずらい雰囲気があった。
納期まで刻一刻と迫っていた時期。線表の日々のカウントダウンが始まっていた。
正月のカウントダウンは嬉しいが、納期のカウントダウンほど、精神的苦痛はない。
しばらくして、叱咤したリーダーの気持ちを考えると、無理もないことだと思い返した。
私が悪いのではない。
叱咤したリーダーが悪いわけではない。
他のメンバーが悪いのではない。
無理なスケジュールから来る、長時間労働が、「悪」であると考えた。
話を戻すが、私は他の業界へ流出する、エンジニアの気持ちは良く分かる。
繰り返すが、日本が「IT立国」になるためには、教育や、資格整備という考え方もある。
しかし、最大の「IT立国」になる要は、エンジニアが他の業界に流出させない労働環境を
整備することである。最大のポイントは「長時間労働を改める」ことにあると私は考える。
4.読めばすぐ分かる、うつ病の予防方法
あなたが、うつ病にならないためには、どのような予防をすれば良いか。
これは株式会社COBOLが、実際に行っている事例である。しかし当社に入社しな
くても、実践できる。
■産業医の診断
「月45時間以上の残業をした従業員」に対して、産業医を紹介している。
産業医は、うつ病などのメンタルヘルス不全がないかを、診断する。
■健康診断
毎年一年に1回は必ず健康診断を実施している。
35歳以上は健保指定ドック、35歳未満の方は基本健診を受ける。
そして、この費用は会社が全額負担とする。
■相談窓口の設置
技術者の立場に立ち、親身になり相談に乗る、当社の営業窓口がある。
当社では、このようなメンタルヘルスを、実施している。 もし実施していない会社があれば、実施した方が良い。 実施していない会社の従業員の方は、会社に実施の要求をすべきである。
交渉が決裂した場合には、自腹を切り、各機関を利用することを強くお薦めする。
5.本当は教えたくない、当社が稼動が低いと言われる企業秘密。
当社は、メンタルヘルスに力を入れていることは、既に書いた。
しかし、メンタルヘルスだけでは片手落ちである。
メンタルヘルスをやっても長時間労働が続くと、やはり体を崩す。
長時間労働の軽減が主で、メンタルへルスは従にあたる。
ここから当社、株式会社COBOLの特徴を説明する。
■株式会社COBOL
私が運営している企業の一つである。技術者は汎用機(メインフレーム)上でCOBOL言語を
使用し、金融、生保、損保などの業務アプリケーションの開発を行っている。
汎用機、COBOLの歴史は古く、ゆったりとしたスケジュールで、しっかりした設計書を作り、
テスト期間を十分取る。
多少の例外はあるが、メインフレーム上での開発は、Webアプリケーション開発と比較
にならない程、残業が少ない。
株式会社COBOLは、メインフレーム開発のバックボーンがあるから、落ち着いて
作業ができる案件が比較的多い。特に金融、生保、損保は、ゆったりとしたスケジュール
である場合が多い。
この辺が株式会社COBOLが他社と比べて、稼動が低いといわれる所以である。
そして、株式会社COBOLでは、新しいエンジニアの生き方を提案している。
■COBOL式生き方
1.COBOLは、スキルアップの強制はしない。スキルアップは、自己責任で行う。
2.COBOLのリーダーは、無責任に頑張れとは言わない。
3.COBOLのメンバーは、肩の力が抜けていて、無闇やたらに頑張らない。
長時間労働は、エンジニアだけでは、解決できない問題である。そのため、株式会社COBOLでは、このような生き方、方針を提案している。
またエンジニアの月の総稼働時間が、230時間を越える月が3ヶ月間、続いた場合、お客
さまに多少ご迷惑をおかけてしまうが、強制的にその案件は終了している。
当社はお客さまよりも、技術者の体の方を大切だと考えている。広い意味ではお客さま
も、同じ気持ちであると信じたい。
繰り返すが稼動時間の軽減と、メンタルヘルスは車で言えば両輪である。どちらが片方が
なくなっても走れなくなるのである。
6.追伸
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
最後に、当社の求人活動の宣伝をさせて欲しい。
健康を守るのは、他人ではない、あなた自身である。
日本が「IT立国」になるために、他社に先駆けて、株式会社COBOLは、
2つの方針を宣言した。
1.長時間労働の軽減に力を入れる
2.メンタルヘルスに力を入れる
そして資源がない日本の国をIT立国にするために、是非、ご協力、今すぐ、ご応募をお願いしたい。
お会いできることを、心待ちにしております。
株式会社COBOLの求人情報ホームページ
※上記、全ての文筆は 株式会社COBOL 代表取締役 北川達也 による
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当社ホームページ Javaエンジニア募集.net より抜粋 運営 / 株式会社COBOL
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株式会社COBOLの特徴
- 技術者の立場に立った企業です。
- 長時間労働の軽減に力を入れています。
- メンタルヘルスに力を入れています。
- 親身になり、相談に乗っています。
- 残業代は、100%支給しています。
公開募集の限定チャンス、今スグご応募、ご登録ください。
定員となり次第、募集終了とさせて頂きますのであらかじめご了承ください。
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